■前回から引き続いて■
美奈子 | 「私が戦士の力に目覚めてない? いいがかりはやめて」 |
レイ | 「いいがかりかどうか、自分が一番わかってるんじゃない?」 |
まこと | 「レイちょっと…」 |
レイ | (悪そうな顔で)「まことと亜美ちゃんだって、納得できないでしょ? 戦 士 の 力 に 目 覚 め て な い の に 、リーダーだなんて…」 |
亜美 | 「でも、美奈子ちゃんは、一番前世の記憶をもってるし…」 |
ルナ | 「そうよ、それは間違いないわ」 |
美奈子 | 「アルテミス、私がちゃんと戦士の力に目覚めてるって、マーズに言ってやって」 |
アルテミス | 「あ…うん…」 |
美奈子 | 「アルテミス!」 |
アルテミス | 「んがっ…み、美奈子はちゃんと目覚めてるよ…目が、覚めてる、っていうか…」 |
美奈子 | 「意味わかんないこと言わないで!」 (レイの方見て) 「どう?」 |
レイ | (再び悪そうな顔で)「フッ… アルテミスも困ってるじゃない」 |
美奈子 | 「とにかく、私がリーダーなのは前世から決まってるの。使命を果たすために…」 |
レイ | 「前世のために戦ってるんじゃないわ。戦士の力に目覚めるまで、戦いに来ないで。その間に、やることがあるでしょ」 |
まこと | 「レイ! いい加減にしなよ、もし戦士の力に目覚めてなくたって、仲間ってことには変わりないだろ」 |
レイ | 「仲間だったら…ウソはつかないわ…」 |
(美奈子ムカ顔、亜美心配顔) |