ドキドキ!プリキュア 映画感想 |
【映画プリキュア公式】
【最新のぷりきあ日記に戻る】 |
20131026■映画ドキプリ見てきました!(atチネチッタ)
◆えー、まず最初に言わしてください。誰向け!?
作品としては脚本がすごくよかったし、なにより例年私が文句言ってるのと違い「主役がプリキュアである」という点において(スイート以来か)とても好感がもてるのですが…
いかんせん内容が子供向けじゃねぇえええええ! なんというか、作品としては間違いなく名作なのですが、これを子供に見せてどうすんだ、と。子供はプリキュアの変身シーンや活躍してるとこを期待して見に行ってるのに、良質であるとはいえ重すぎるドラマを見せられても面白くもなんともないと思うんですよ。終始画面も暗めだし。
やっぱりね、プリキュア映画は、「プリキュアが明るく楽しくワルモノをこらしめる勧善懲悪な様子を子供に見せてあげるのが本道」だと思うんですよ。実際、館内の幼女たちはドラマ部分完全に静まり返っていました。(もしかして寝ちゃってた?)
なので、私はこの映画はとても評価してるし、客観的に見て脚本自体の出来はいいんだけど… プリキュア映画としてはどうなん?て気もするし、なんというか、人には薦めづらい作品だと思いました。(人に薦めた場合、私がその人のどこを見てコレを薦めたのか、ってバレてつらい)
さて、以下こまごましたとこ。
- スーパー杉山佳寿子ターイム! なんで妖精の声がデスパライア様なんだ?と思ったけど過去編行って即納得。あ、まさかマシューの声が谷原章介だとは気づきませんでした。それにしても杉山さんの妖精声は完全に「皿田きのこ」でしたね(笑)。
- ダビィ、じゃない、DBのフライングはCMでやってたけどウソバレだと疑ってました(笑)。
- マネキンカーマインちゃんエロい!
- 犬を拾った子、八嶋さんかな?と思ったけどメガネかけてたね。マナの結婚式にも出てたし。八嶋さんではないクラスメート?
- キュアエースの添え物感パねぇ!(苦笑) まー映画CMやらなんやら見てる時からキュアエースは活躍しないだろうなぁとは思ってましたが、予想以上に出ないわ活躍しないわ、でちょっとビックリしました。たしかに3人+まこぴの過去を掘る作品だからお子ちゃま亜久里ちゃんの出る幕はねーなーとは思ってましたが、まさかまこぴーの過去に入ってきた理由が「愛は時空を超えるのです」だったからなー(苦笑)。その時空を超える割には、未来へは行けなかったようですが(苦笑)。あ、いや、ミラクルブーケライトの存在を知っていたのだから、もしかしたらその力でまこぴ時空に行ったのかも…?
- まさか、マナが第7話でベールに向かって放った「モチのロン!」が実はおばあちゃん由来のものだった、って設定をするとは…!
- …キュアエースが活躍しなかったとこで販促とは縁切った感じはしましたが、まさかマジカルラブリーパッドまでもが活躍しないとは、なぁ… キュアハートエンゲージモードもかなりの添え物感だったし、なぁ。子供たちはそこらへんの活躍を期待してたんじゃないの?
- そういやキュアソードがサラッと新技出してなかった?アルティメットソードとかなんとか言ってたよーな。
- 「イレブンファング」という技名がとても中二病っぽくて好感がもてます(笑)。
なんというかね。ウルトラマン見に行ったら怪奇大作戦見せられたような、怪獣殿下を見に行ったらノンマルト見せられたような感覚。
んで…上でも書いた通り私はこの作品は高評価だけど、たぶん見返すことは無いと思う。この作品、近親者の死を引きずってる人や、ペットロスを抱えてる人には辛すぎる話だよ… ハートキャッチのなみなみ回の発展系というか…(←母の日に母を亡くした姉妹の話をやった) 正直わたくし、この映画見て憂鬱になりました。
ということで、たぶん見る人の生い立ちや生活環境によって評価が分かれるんだろうなー、って作品でした。アラサー以上じゃないと、この作品の良さ・悪さが見えてこないんじゃなかろうか?